小豆でアンチエイジング

小豆でアンチエイジング

アンチエイジングとは、細胞を若く保ち老化の進行を遅らせようというものですが、小豆は抗酸化性が強いため、老化防止に効果があります。
紫外線などを浴びるとシミやシワが増えますが、これは活性酸素が原因です。
活性酸素を取り除くためには、日常の食事からビタミンCやベータカロテン、ビタミンEなどを意識して摂取することが大事ですが、小豆は活性酸素を取り除く食材の代表と言えます。

■アンチエイジングには、あんことヨーグルトの組み合わせがおすすめです

ポリフェノールとは、植物に広く含まれる抗酸化物質の総称ですが、小豆には赤ワインの数倍ものポリフェノールが含まれています。
あんこなどに加工してもポリフェノールの損失が少ないので、小豆を使ったあんこの和菓子を食べると活性酸素を追い出し、老化を防止することができるようです。
赤ちゃんの肌がツルツルなのに比べて歳をとるとシワシワになるのは、腸内の善玉菌の割合が低下することが原因の一つと言われています。

また、ビフィズス菌とオリゴ糖が作用すると腸の環境が良くなり、アンチエイジング効果を得ることができます。
デザートなどに、ラフィノースやスタキオースと言ったオリゴ糖が含まれている小豆のあんこを、ビフィズス菌を含むヨーグルトに乗せて食べると、最強のアンチエイジング食になります。

■市販のあんこを一工夫して楽しみましょう

市販のあんこにナッツ類や調味料などを加えると、目先の変わったスイーツやおかずに変身します。

ゴマあんギョーザ

あんことすりゴマを混ぜ合わし、市販のギョーザの皮で包みゴマ油で焼きます。
おやつにも、おつまみにも相性抜群です。

小豆白玉

白玉粉にあんこと白みそ、水少々を加え、耳たぶくらいの柔らかさに練って丸め、熱湯にくぐらせて浮いてきたら引き上げます。
そのまま食べても、さらにあんこをトッピングしても美味しく頂けます。

くるみあんでワンランク上のおもてなしホットケーキ

ローストしたクルミを細かく刻んであんこと混ぜ、ホットケーキにトッピングすると高価なケーキにも負けない美味しさです。
あんことホットケーキミックスを買い置きしておけば、急なお客様のおもてなしスイーツになります。

あんこを日常的に使ってみると、思った以上にメニューが広がり、意外とどんな料理にも使えることが分かります。
あんこを食べてアンチエイジング効果も得られるのなら、煮物をするときに砂糖代わりに使ったり、スムージーに入れるなど色々試して、お気に入りのオリジナルレシピを開発するのも楽しいことと思います。