パン教室開業への道のり(資金、資格をふまえて)

パン屋ではなく、パン教室を開業したいという考えを持っている方も非常に多くなっていて、日本ではまだまだパンに関しては後進国となっているために、パンの魅力に取り憑かれた人がパン教室を開業しようという考えに至る方が多いです。
こちらでは、パン教室を開業する為には、資格や資金についてどうすれば良いのかという事を詳しく紹介していきます。

1)パン教室を開業する為に必要な二つのポイント

日本という国で新たにサービスを開業する為には、何らかの資格と一定の資金が必要になるというように考えている人が非常に多いです。
こちらでは、パン教室を開業する際には、どのような資格が必要となっていて、どれくらいの資金が必要なのかということについて、詳しく紹介していきます。

1 開業する為の資格

パン教室を開業する為に必要な資格について、結論から申し上げると何も必要ありません。
パン教室ではなく、パン屋を開業する場合は食品衛生責任者の資格が必要となりますが、パン教室というのは、簡単に言えばサークルや講習会のようなものになっています。
そのため、開業するために必要な資格は一切ありませんので、誰でも簡単に開業することが出来ます。

2 開業に必要な資金

パン教室を開業するためには、ある程度の資金が必要ですが、明確に何円の資金が必要ということについては紹介することが出来ません。
その理由に関しては、パン教室を開業する為に必要な資金というのは、突き詰めれば0円からでも始めることが可能だからです。
例えば、調理教室として使用することが可能な、自治体のテナントを借りて、教室に集まった生徒から受講費を徴収することによってパン教室を開業する為の資金を限りなく零にすることが出来ます。
ただし、特定の小麦粉を使用したいとか、特別な食材を使用したいというような場合には、相応の資金が必要となりますので、その点に関しては注意してください。

2)パン教室を開業する事が出来る場所について

パン教室というのは、上記でも紹介したように講習会やサークルのようなものになっています。
そのため、パン教室を開業する際には、受講するための場所が必須となりますので、主催者はパン教室を開業する事が出来る場所を探さなければいけません。
こちらでは、どのような場所ならパン教室を開業する事が出来るのかということについて紹介していきます。

1 自宅を改装して教室へ

パン教室というのは、パンを作れる人が居て、パンの作り方を知りたい人が居れば、それだけで成立します。
そのため、自宅を改装して、数人のグループでキッチンを利用することが出来るようにすることによって、自宅でパン教室を開業するという方も多くなっています。
ただし、この方法は小規模なパン教室を開業する場合の方法となっていますので、何十人も受講するような場所を自宅に作り出すことは難しいと思われますので、その場合には別の方法を利用しなければいけません。

2 自治体の施設を上手く活用

日本全国の自治体では、公共の施設を安く市民に貸し出すというようなサービスを展開している事が多いです。
そのため、パン教室を開業する場合でも、パン作りに適したテナントや物件を借りることによってパン教室を開業することが出来ます。
パン教室を始めようと考えた時に、一般の不動産業者が提供しているテナントを借りるという考えを思い浮かべる人も多いですが、そうすると費用が嵩むことになりますので、初めは小さな規模で開業するのがポイントとなっています。

3)まとめ

いかがだったでしょうか?
パン教室を開業するとなると、難しい手続きや資格を取得しなければならないと考えている人も多いと思われますが、実際には簡単に開業することが可能です。
パン教室を開業する際の注意点としては、受講者はパン作りをするために受講しているということになりますので、主催者がしっかりとしたパン作りを教えられることが最も大切な要素となっています。