あんこで痩せる?

あんこで痩せる?

あんぱんダイエットが一時期はやりましたが、あんこが好きな人にとってはとても魅力的なダイエットです。
あんぱんでなくても大福や草もち、まんじゅうなどでも同じダイエット効果があり、3食の内1食をあんこ食にするこの方法、試してみる価値があるかもしれませんよ。

■あんぱんダイエットのやり方と効果

あんぱんダイエットは1食を、あんぱんまたは小豆あんの和菓子などにしますが、最初に野菜スープや野菜サラダを食べてから、次にあんぱんや和菓子を食べます。
あんぱんと言うといかにも太りそうなイメージですが、カロリーはご飯一膳分と同じくらいで約300Kcal弱です。
メロンパンやジャムパンが500Kcalもあるのに比べれば、かなり低カロリーと言えます。 例をあげますと、大福だと1個が150Kcalなのでクロワッサン1個180Kcalよりもカロリーが低いのです。

あんこ食の良い所は、腹持ちが良くて満足感が得られるため、間食が食べたくならないことですね。
甘いものが好きな人は、ダイエット中にスイーツを制限するとストレスが溜まり、ドカ食いをしてしまうことがありますが、あんぱんダイエットではその心配がありません。

■小豆茶を作ってみましょう

小豆茶とは、小豆をフライパンに入れて弱火で煎って煮出したお茶のことです。
このお茶は、体から余分な水分や老廃物を排出するデトックス効果があります。
市販の「小豆茶」もありますが、小豆を10分ぐらい煎って小豆の量の5~6倍の水をやかんに入れて煮出すだけで、自宅でも簡単に作ることができます。

カリウムなどの天然ミネラルとポリフェノール、サポニンを摂取することで、ダイエット効果が期待できます。
また、加齢にともなって足の筋力が衰え、ふくらはぎから血液を心臓に戻すポンプの機能が低下してしまい下半身がむくみやすい傾向がありますので、下半身デブで悩む人には小豆茶がおすすめです。
あんこの入ったスイーツと小豆茶の組み合わせは、健康にもいい最高のおやつと言えます。

■和菓子と洋菓子を比べると?

バターやジャムを塗ったパンよりあんぱんの方がカロリーが低いのは、バターは脂肪が多く、ジャムは糖分が多いからです。
和菓子は小豆などが材料の植物製品ですが、洋菓子は卵やバターを材料とした動物性食品です。

一般的に和菓子の方がカロリーが高く、洋菓子の方が低いと言われていますが、材料によっても違います。
代表的な和菓子と洋菓子を比べて見ますと、和菓子のおはぎ、柏餅、くずもち、まんじゅう、たい焼き、最中などが200Kcal、あんぱんやどら焼きが300Kcalです。
洋菓子のショートケーキやドーナッツ、クリーム入りワッフルが300Kcalなので、それほどカロリーに違いがあるわけではありません。
ただ、和菓子は炭水化物、たんぱく質、糖質が均等にバランス良く含まれているのに比べ、洋菓子は体に溜まりやすい糖質が一番多いのが特徴です。

あの有名なアンパンマンは昔から子供に好かれるキャラクターですが、 その理由は”丸”にあるそうで、彼の顔やほっぺや目も、すべて丸くて親しみやすいからと言われています。
どら焼き、大福、まんじゅう、回転焼きなどの和菓子は丸い形をしたものが多いようです。甘いものは敵などではなく、アンパンマンのように正義の味方なのです。