茜丸常務の北條がお客様の元を訪れて、つかの間の交流を楽しむシリーズ
池ノ上駅から徒歩3分。本日は、カフェ＆ベーカリーの「カフェ・マルディ」さんにうかがいます。
同店は、前店のあった駒場から2010年9月からこちらに移ってきたそうで、緑の印象的なドアも一緒に引っ越してきたそうです。まるでこれからおとぎ話の世界へ行くようなワクワク感を得られる外観。デザインはオーナーの岸さんが発案されたそうですよ。
岸さんはこれまでカフェ・喫茶店でご経験を積まれたそうです。いつか独立して自分のお店を持ち、自分のにしかできない表現、味を提供したいという夢を実現されたのが同店なのです。

― カフェとベーカリーの両方を提供するきっかけを教えてください。

「以前までは友人のパン職人に作ってもらい、お店で使用していました。ですが、その友人が長野県で農業を始めるということで、自分たちだけでもパンが作れるようにみっちり仕込んでもらいました。」

― そうだったのですね。パン作りはどなたが担当されているのですか？

「パンは裕子さんが担当しています。焼きたてのパンとコーヒーの相性は抜群ですよ。お客さんにも広く知ってもらえて、お店をパン屋として利用してくださる方も多いです。」

雑穀ゴマあんぱん180円

― 外はカリっと、中はふんわりしていてあんことの相性もぴったりですね！

「はじめはハード系のパンにしていたのですが、リニューアル後はすこしふんわり感を持たせた生地を使い、あんこも『こしあん』から『こしあん十勝』のものに変更しました。隠し味にごまペーストを混ぜています。」

― こだわりがつまっていますね。

「おかげさまであんぱんは人気の商品ですから、リニューアル後も評判は上々です」と、パン作りを担当している裕子さん。

― では、弊社のあんこを知ってくださった経緯を教えてください。

「ずっと通販で購入できるお店を探していました。それまでは、小さいサイズで売られているあんこを買っていたので、その分コストもかかりました。いまは届けてもらえますし、価格も満足しています。」

― ありがとうございます！

「それになにより、私たちが味を気に入っています。これからも利用させていただきます。」
すると、「よろしければ・・・」と裕子さんが同店で人気のある食事パンをご用意してくださいました。

トースターでカリッと焼いてくださった特製パン。「リッチ食パン」、「レーズンパン」、「ライ麦パン」をご用意くださいました。パンは日によってラインナップが変わるそうで、いつ足を運んでも新たな発見をできるかもしれませんね。

― お食事メニューもおいしそうですね。

「自家製のアップルパイセット（アイス付900円）やキッシュのプレートセット（ドリンク・サラダ付930円）はおすすめです。お客さんにはコーヒーと自家製のパンでゆったりとした時間を過ごしていただければうれしいです。コーヒー豆はお店でひいていて、気に入ったらご自宅用もご用意できますよ。ハーブティも自分たちでブレンドしていますので、カフェインが苦手な方にも安心してご利用いただけます。」

店頭には有機野菜の販売もありました。
「野菜はパン職人の友人が長野県から持ってきてくれるんですよ。無農薬で丁寧に栽培されているのでおいしいです。」

とても丁寧でやさしい岸さんと裕子さん。その人柄にたくさんの人が集まり、同店を一緒に盛り上げているように感じました。
また、年に4回ほど、伊藤ちか子さんによるアコーディオンライブも開催しており、「ピアノを弾けますので飛び入り参加することもあります。」と裕子さん。

とても多彩なお二人です。今度はランチをいただきにゆっくりコーヒーとパンを楽しみに行きたいと思います。これからもよろしくお願い致します。