パンの店フーシャ様

	神奈川県横浜市金沢区瀬戸5-2 金沢八景ローズマンション1F
	045-517-1177
	10:00-18:00(売り切れ次第終了)
	定休日：日・月曜日
	https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140310/14049420/

茜丸代表の北條がお客様の元を訪れて、つかの間の交流を楽しむシリーズ。
本日は神奈川県横浜市にある『パンの店フーシャ』さんに、うかがいます。

歌川広重を始め多くの浮世絵師が名所絵として描いた、風光明媚な景勝地の金沢八景。現在の平潟湾一帯は都市開発が進み、以前の面影を偲ぶことは難しくなっていますが、歴史のある文化の漂う地であることには変わりありません。
北条実時により創建された神奈川県立金沢文庫や称名寺の日本庭園など、由緒正しい人気の観光スポットがあり、また横浜市立大学を始めとする総合大学や私立高等学校などの教育施設が立ち並ぶ文化の街でもあります。
その中の一つである関東学院大学・付属中　高校と金沢八景駅とを結ぶ、平潟湾沿いの道に『パンの店フーシャ』さんがあります。

― 看板が目を惹く、素敵な明るいお店ですね。開業されたのはいつですか？

「2012年9月に開業しました。
Fuchsiaとは、フランス語であざやかなピンク色のこと。お店のロゴの色です。
日本語の音が同じ風車のイラストをシンボルマークにしています。」

― 材料にこだわっていらっしゃるんですね。

「はい。小麦は北海道江別産の物を100％使用しています。国産の小麦はとってもデリケート。それを丁寧に作ることで、ふんわり柔らかな口どけのパンになるんです。
保存料などの添加物も使用していませんので、安心して召し上がっていただけます。
アレルギーをお持ちの小さなお子さんにもいろんな種類の美味しいパンを食べてもらいたいと思っています。」

― お客様はどのような方が多いのですか？

「地元の年配の方やお子さん連れの方、そして学生さんが多いですね。
前の通りは、金沢八景駅からいくつかの学校への通学路なんです。関東学院大学や付属の関東学院六浦中学校・高等学校、私立の横浜創学館高等学校など生徒さんが、立ち寄ってくれます。大学構内にもパン屋さんがあるらしいのですが、うちの店でわざわざ買ってくれる学生さんが毎日寄ってくださったりします。」

― どのようなパンに、茜丸のあんを使っていただいていますか？

「今の季節は、『さくらあんぱん』(160円)と『ごまあんぱん』(140円)ですね。
季節ごとにメニューを変えています。
フーシャの『さくらあんぱん』は、たまごやバターを使っていない口どけの柔らかいパンで作っています。中に詰めた『春色さくらあん』にも合うと好評です。また上の飾りも「ちょっとしょっぱいのが苦手」という方もいましたので、桜の塩漬けではなく『春色さくらあん』をポイントとしてのせています。」

― お客様のことをいろいろと考えて、レシピもアレンジされているのですね。

早速『さくらあんぱん』を試食させていただきます。
生地が柔らかい！！　これは年配の方や小さなお子さんにもいいですね。

「お客様からは、形も可愛いと言っていただいています。
春の定番人気商品です。」

― メロンパンも角がしっかりと焼きあがっていて、美味しそうですね。

こちらも試食させていただきます。
うん。外はカリッと、中はもちもちですね。
甘すぎず丁度いい味で、こちらも絶品ですね。

「ありがとうございます。
天然酵母でじっくり発酵させた、全粒粉入りのパン・ド・ミも人気があります。モチモチでとっても良い香りなので、予約で完売してしまうことも多いのですよ。
他の商品も一つから、ご予約・お取置きを承っておりますので、気軽にお尋ねください。
夫婦ふたりで営む小さなお店なので、一度にたくさんは作れませんが、いつも焼きたてのパンがあるように頑張っています。」

― 焼きたてのパンは格別に美味しいですから、お客様にとっては嬉しいですね。
茜丸のあんをご購入いただくことになった『きっかけ』を教えていただけますか？

「リエゾンプロジェクトさんという、個性派小規模ベーカリー開業支援をしている企業の方に勧められたのがきっかけです。」

― ありがとうございます。開業された経緯をお教えいただけますか？

「主人はコピーライターをしていましたが、夫婦二人でできる仕事をしたいとだんだんと考えるようになりました。
いろいろな職種を検討してみたのですが、やっぱりパン屋だと。
パンって、誰をも幸せな気分にさせるじゃないですか。焼きたてのパンを見て嫌な気分になる人なんていませんよね。
主人がフーシャのパンを作って、私は接客を担当しています。小さなお子さんにとっては、女性が接客した方がいいみたいです(笑)。」