

小豆の種類

小豆の産地について
『きたろまん種』中心に、品質の良い小豆を国内外から選別して取り扱っています。
小豆選びのポイント!

茜丸では大きさの揃った大粒の小豆を使うことにこだわっています。大きな粒は十分に成熟したしるしで、深いコク味が得られます。また、粒の大きさを揃えることで煮え方が一定になるからです。

「小豆は農薬で育つ」と言われるほど、小豆は病害虫に弱い作物です。しかし、農薬を使用しすぎると味に影響が出ます。そのため茜丸では、病害虫の少ない気候で育っているアメリカ・カナダ産の良質な小豆を採用。その中でも農薬の散布頻度が低い畑の小豆を使用しています。

茜丸では、安定した収穫量が期待できる地域に限定して買い付けを行っています。小豆は工業製品ではないため、天候などによる出来不出来がどうしもあります。
しかし一定の規格のもとに製造する関係上、できるだけ一定の品質の小豆が供給される、北海道、アメリカ、カナダ産の小豆を中心に使用しています。
小豆は、日本国内では北海道から鹿児島県まで幅広く生産されています。
さらに、世界に眼を向けるとハンガリーやカナダ、アメリカ、アルゼンチンなどでも生産されています。
茜丸では、産地だけでなく、品種や等級などひとつひとつ厳密に管理された小豆を使用し、最高級のあんをお届けできるように頑張っています。
豆の産地・品種の紹介
茜丸で使用している豆の産地、品種をご紹介します。

大納言小豆(産地:北海道)
小豆には細かく分けると数千の品種がありますが、大きく大納言と普通小豆の2つに分けることができます。大納言が普通小豆と違う大きなポイントは、糖分が多くて味がしっかりしていることと、ルビーのようなきれいな光沢。また普通の小豆の倍近く高価な豆です。
茜丸では形が残る「大納言かのこ」に使用しています。

丹波種黒豆 (産地:岡山県)
日本最大の丹波黒豆の生産地、岡山で栽培された「丹波黒大豆」です。茜丸ではサイズ選別する時に2Lの網の目で残った大粒だけを使用。一般的なスーパーで売っている丹波黒豆とは比較にならない飛び切りの大粒です。

黒豆 (産地:北海道)
「光黒(ひかりくろ)」という黒豆をご存知でしょうか。「光黒」は北海道で栽培されている黒豆。豆の表面に光沢があり見た目にも綺麗なのが丹波種との違いです。
茜丸では、「黒丸かのこ」や「黒丸どらやき」に使用しています。

白小豆 (産地:オーストラリア)
小豆は普通赤い色をしていますが、この白小豆はその名の通り白い色(黄白色)が特徴です。しかし、しっかりと小豆独特の風味があります。白餡の原料には「手亡」をよく用いますが、こだわりの和菓子屋さんなどでは、この白小豆を使って白餡を作ったりします。手亡の白餡はあっさり、さっぱりしているのに対して、白小豆は小豆の風味がしっかりと感じられ、なおかつ白いあんこに仕上がります。

白手亡豆 しろてぼう (産地:カナダ)
手亡は種皮の色の白さから大福豆などとともに白いんげんとも呼ばれます。当初は、「新白(しんじろ)」と呼ばれていましたが、半蔓性であるため支柱にする手竹(てだけ)がいらないことから、「手亡」の名が付いたとされています。白色が美しくて粒が大きく、アン粒子は細かく風味豊かで滑らかな食感が特徴です。

えりも種小豆 (産地:北海道)
あんこの定番、あずきあんに使用する小豆です。近年では早生種の「みやび種」や「しゅまり種」の作付が増えてきましたが、茜丸では「えりも種」「きたろまん種」にこだわっています。早生種の品種が早く育つ代わりに、味わいのコクがやや弱いのに対して、えりもは時間をかけてじっくりと生育するためコクと風味が豊かです。

えりも種小豆 (産地:カナダ)
品質に優れた北米産のえりも種小豆です。小豆は病害虫に弱いため農薬の散布が多いとされますが、北米の小豆生産地は冷涼な気候のため年二回までの散布となっています。
皮が柔らかく、上品な味わいで低糖度のつぶあんに最適です。

天津小豆 (産地:中国)
ローコストのあんというニーズにお応えして製造する場合は、天津小豆を使用します。天津小豆は中国産小豆としては最高品質で、国内の選別工場を経て弊社の自社工場で製造しているので安心安全。
えりも種と比較して、やや色が濃く渋が強い傾向にありますので、渋きりをしっかりと行っています。

えんどう豆 (産地:カナダ)
いわゆるグリーンピースですが、茜丸では「五色どらやき」に使用しています。えんどう豆はβカロテンやビタミンCが豊富です。βカロテンは細胞の老化予防、ビタミンCは美肌・美白効果が期待され、βカロテンとの相乗効果で免疫力もアップします。また見た目にも美しい緑色で、目を引きます。

虎豆 (産地:カナダ)
「虎豆」は豆の王様と呼ばれています。小豆のように豆自体が甘くホクホクした豆で、サイズは大粒で食べ応えがあります。また、その特徴は豆の風味。「虎豆」には甘煮を食べた後に感じる事のある、後味の重さがなく非常にすっきりとしています。「豆自体の甘さ」と「後味の良さ」この2つが虎豆の美味しさの秘密と言えます。

大正金時豆 (産地:カナダ)
金時豆は、いんげんまめの代表的な種類で、北海道で栽培されているいんげんまめのうち、金時豆が約7割を占めています。金時豆には「大正金時」と「福勝」という品種がありますが、味が美味しいと全国的に有名になったのは「大正金時」。赤紫色が鮮やかなことから赤いんげんとも呼ばれます。
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